Archive for 2月, 2012

 

田中省三さんのプレゼンセミナーに参加してきました – 26. 2月, 2012

プレゼンテーションの極意|プレゼンテーションと教え方が上手くなる極意を学ぶ プレゼン&教え方の専門コンサルタント田中省三

昨年「教え方」のセミナーには参加していたのですが、今回はじめてプレゼンセミナーに。田中先生のセミナーは長時間にもかかわらず、全然疲れないし飽きないし眠くならない。これはきちんと内容が理解できるようなペース、構成でセミナーが作られている&教え方が洗練されているせいだと思うのですが、毎回感嘆させられます。

今回の学びで印象に残ったのは、

  1. Aを通じてBを伝えるを意識する
  2. 新聞記事のように内容を構成する(X:見出し、Y:要約、Z:本文)
  3. 本文はミラクル構造(過去〜現在〜提案〜未来)

の三つです。特に「Aを通じてB」は、何度も頭に叩き込んで、身体で覚える必要があるくらい重要だと思いました。今回学んだプレゼンの手法は、日常生活やビジネスの場など、コミュニケーションがある現場ならどこでも使える、通用する内容なんだと思います。

…てことで、「習っただけだと74%を忘れてしまうが、誰かに教えると90%覚えている」セオリーを実践して、ブログに書いてみました。使いますよー実践しますよー。

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「実名ポジティブ」だけでは息苦しい – 22. 2月, 2012

フェイスブックが普及し始めてから、日本人の間でも実名で活動するのが王道!という空気になってきていますね。実際、わたしがフェイスブックで友達になっている方もほぼすべてが実名で登録されています。顔写真はさすがに100%ではないけれど、相当の方が顔出し・実名でやっておられる。

ネット上でも実名で活動し、書き手が自分の発言に責任を持つ事には賛成です。ただ、匿名を完全に排除してしまい、ネット上を実名だけの世界になってしまったら、それはそれでイヤだなぁと思うのですね。

2ちゃんねるに代表されるような匿名掲示板は「便所の落書き」と評されるようにネット社会の日陰者が集まる場所かもしれませんし、人間の醜悪な面が現れているのかもしれませんが、匿名掲示板だからこそ出てくるような鋭い洞察や、責任のない立場だからこそ言える「本当のこと」が時々書かれているのを目にします。日本のように建前と本音の使い分けが高度な社会だと、特に本音が隠されて、実際のところ誰も本音が言えない状態になっていますから、匿名掲示板のような場所で本音が言える環境を保持しておかないと、社会としては非常に不健全になってしまうと思うんですね。

フェイスブックに代表されるような、実名で活動し、みんな人生が充実しているポジティブな環境ももちろん必要なんですが、逆に、フェイスブックみたいな実名ポジティブだけの世界だったら…えーそれはそれでたいそう気持ち悪い世界だと思うんです。

だからといって匿名掲示板にも非常に悪い面があって、人を傷つけるような言説ももちろん横行しているし、意図的・意図しないにかかわらずデマが流行しやすい場所でもあります。そういったダークサイドをきちんと認識した上で、匿名実名どちらもあってこそ、健全なネット社会が築けるのではないかと思ったりします。

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イノベーション事例:コミー – 8. 2月, 2012

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昨年出席したドラッカー勉強会で、システムユニ岡田先生が紹介しておられた話。ドラッカーのイノベーションの成功事例としてドンぴしゃだと思ったので、取り上げます。

最新旅客機からATMまで 気配りミラーを国際ブランドに : 動画 – 47NEWS (よんななニュース)

こちらで紹介されている「気配りミラー」という鏡を作っている会社がコミーです。銀行ATMについている小さいミラーありますよね?アレです。社員18名の小さな会社なんですが、このミラーでは国内シェア8割で、ボーイングにも納入しているほどなんですね。知りませんでした。

社長の小宮山さんは元々ベアリングメーカーに勤めたものの、仕事がまったくできず、辞めてしまって、色んな職業を転々としたのち看板屋さんを始めるんですが、回転看板を開発して売り出したところ、これがけっこう好評だったらしいです。

ある日凸面ミラーを置いていった人がいたので、とりあえずそのミラーを回転させてみたら面白かったので「回転ミラックス」という名前で、半分冗談みたいな形で商品化したんですね。ところが、それを30個も買っていくお客さんがいた、と。「スーパー白菊」というスーパーマーケットで、小宮山さんは「なんでこんなにたくさん買ってくれるんだろう」と直接出向いてみたんですね。

そうすると、ディスプレイ用に使われているとばかり思っていた回転ミラックスが、万引き防止用に使われていたんです。スーパーの方は「いやー、おかげで万引き減りましたよ」と喜んでいる。小宮山さんびっくりして、これがきっかけになって万引き防止用としてミラーを売り始めた経緯があったらしいです。

これ、まさにドラッカーが「イノベーションと企業家精神」の中で書いている「顧客が予想もしなかった用途に商品を使う」例そのものなんですよ。直接現場に出向いて見て、聞く大切さをドラッカーは強調している訳ですが、こうした実例を見聞きすると「おお!」と思ってしまいます。単に納品しているだけでは分からなかったでしょうからね。

小宮山社長、顧客のもとへ出向く重要さを強調しておられて、万引き防止用としてミラーを売り出した後も実際に商品が使われている現場を観察し、今度は「万引き防止というより、お客さんの様子をチェックするために使っている」という声を元に、「気配りミラー」として病院などで使えるように改良したりと、常にフィードバックを行っているんです。

現場で見て、聞いて、予期しない成功や失敗を改良に生かす、というのが「イノベーションの七つの機会」の1番目として上がっている重要な生かし方なんですが、これだけ綺麗な実例はなかなかお目にかかれないかもしれないですね。素晴らしいです!

ポジティブ派 vs 懐疑派 – 6. 2月, 2012

世の中の人間は二種類だけだ。すなわち、ポジティブ派か懐疑派のどちらかだ!

…と格好つけて宣言してみたんですが、よく分かりません。とりあえずこの二種類に分けてみましょう。「ポジティブ派」は、文字通りどんなことにでもポジティブに取り組み、いつも前向きで、ガンガン積極的にアグレッシブに攻めちゃう人ですね。懐疑派というのは、その反対で、どんなこともとりあえず疑ってかかる、「あんないいことばっか言ってるけど、本当かねぇ?なんか裏があんじゃないの?」みたいな感じで、ネガティブ…まではいかなくても、けっして前向きでポジティブとは言えない人のことです。

なぜこういう話題を書こうかと思ったか。それは、もともと私が非常に懐疑派…というより完全にネガティブで根暗で斜に構えてひねくれ者で、ポジティブ派の人に対して、常に気後れを感じていた人間だったからです。それはもう、暗い人間でした。うつもやってましたし、精神科のクリニックにも長年通っていましたし。

2009年に人生の転機みたいな出来事がありまして、それからは起業を目指したりした関係もあり、どちらかというとポジティブな方の領域に近づいていったという経緯があります。現在も、お付き合いさせてもらっている方々の中には起業家、経営者の方も多く、私自身も、昔に比べるとポジティブ派にかなり移行してきたかな?という印象です。そうなってきたのは、マインドをポジティブに持っていくような書籍を読んだり、意識的にポジティブであるように心をコントロールしてきたからではあります。

とはいえ、完全にポジティブ派にチェンジできたかというとけっしてそうは言い難く、自分の中でこの「ポジ vs 懐疑」の問題が提起される機会が多いと感じるので、今回はちょいと分析してみようと思ったのです。まず、両者のいい面と悪い面をまとめてみましょう。

ポジティブ派
いい面…まず明るいですから、周りにいい影響を与えます。また、チャンスを捉えて機敏に動くことができるため、事業など物事を達成できる可能性が高くなります。リーダーとして周りをぐいぐい引っ張っていくことができますね。
悪い面…本人が前向きなのはいいですが、突っ走りすぎて周りがついていけないという場合があります。また、物事のいい面しか見えないため、冷静に問題点を分析するということができない場合もあります。

懐疑派
いい面…よく言うと慎重なので、物事の良否を冷静に判断して、よくない可能性のあることには近づかない、結果リスクを回避できるという場合がありますね。
悪い面…悪い方悪い方へ考えるクセがついているため、チャンスがあっても怖がって行動できないという場合が多いようです。

…と、考えてみたのですが、どうでしょう?よく言われるように「とにかくポジティブに!」というのも、個人的には違うと思っています。常に脳内でドーパミンが放出しているタイプの人がいますが、裏を返せば「麻薬で常にハイになっていないと精神状態を維持できない」という事ですから。合法ならいいというものではないでしょう。

それに、世の中の9割くらいの人は基本的に懐疑派だと思いますから、ポジティブ派の人が自分の物差しで周りをはかって「もっとしっかりしてよ!ガンガン行かないと!」みたいなこと言い出すと、周りの人との温度差ができますしね。結果「なんでうちの社員は社長の俺みたいに考えて働いてくれないんだー!」みたいなこと言う孤独なベンチャー社長みたいな考え方になっちゃいます。

個人的には、(簡単にはいかないと思いますが)中間で行きたいと思っています。ポジティブ派のいい面は取り入れつつ、懐疑派の慎重さや、懐疑派の気持ちも忘れないようにやっていきたいな、と。そういう経営者ってあまりいないように思うので、ポジ・ネガのバランスの取れた経営者になって、成果が上がるかどうか、見ていきたいですね。

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広告の終焉? – 2. 2月, 2012

YouTubeに広告が入ったのは、少し前だったと思いますが、初めて見た時はかなりびっくりしました。というのは、「ああ、GoogleもこういうCMをやるのか、やっぱり」と思ったからなんです。

Googleは基本的に広告代理店なんですが、それまでのウェブ企業と違って、安易にバナー広告を出さず、目立たないテキスト広告にこだわるなど、独特の考え方に特徴があったし、その姿勢が、Googleが受け入れられた原因の一つでもあったからです。

では、今回YouTubeでなされた広告に違和感を覚えたのはなぜだったかのか、よく考えてみると、今回のCMは「邪魔をする存在」としてのそれだったからじゃないかと思い当たりました。

今、YouTubeで表示される広告は、見ている動画の上にかぶって表示され、一定時間は消せない仕様になっていて、消せるようになってからも、右上の小さい×を押さないといけない、つまり「できるだけ消させない」仕組みになっています。さりげなく表示されていたGoogleのテキスト広告とはえらい違いですね。

そういう観点でいくと、テレビのCMも、「邪魔する存在」という意味ではもともとそうでしたよね。「続きはCMのあと‼」で引っ張る手法をやられるとイラッと来ますが、あれもテレビCMというものが「邪魔する存在」だからこその反応だと言えますよね。

テレビCMって、そもそもそんな「必要悪」でしかないんでしょうか?お金を払わずに地上波の番組を見せてもらっているために仕方なく「見せられる」「我慢してみなければならない」ものなんでしょうか?だとしたら、CMに限らない「広告」も、本質的にそんな存在なんでしょうか?

でも、ビジネスの教科書的に言えば広告っていうのは、潜在的なお客様に自社製品について有益な情報をお伝えする有益な情報であってもいいはずです。ペットが病気にかかって「○○区 どうぶつ病院」で検索している時に表示される動物病院の広告は、まさにそうじゃないですか。

ということは、「有益な情報を伝える存在」たる広告と「邪魔をする存在」たる広告があれば、自然と後者が淘汰されていくのは当たり前の話だと思うんです。では、なぜ今までは「邪魔をする」広告がまかり通ってきたか。それは、消費者の立場が弱かったからではないかと思います。テレビを「見せていただく」存在。商品を「買わせていただく」存在としての消費者。

でも、情報処理能力が一般個人に降りてくるに従って、一般個人が力を持ち始めているのは、皆さんご存じの通りだと思います。消費者が本当の意味で「主役」になってきているのが、昨今の状況です。見たくない広告は見ない選択も、どんどんできるようになってくると思います。そう考えると、そもそも現在のような形の「広告」が、この先何十年も生き残れるのか、大いに疑問です。消費者に商品を伝えるのは、今のような広告でなければできないのか?友達が「これ使ってみたらよかったよ」とつぶやく…そんな効果的な情報の伝わり方が成り立つなら、広告は不要ではないのか?

いやー、ネット見てると、普段あまりにも広告をクリックしないので、こんなことを考えてしまいました。いずれにせよ、消費者主役の経済になればいいですね(^.^)。

テレビCM崩壊 マス広告の終焉と動き始めたマーケティング2.0
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